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ストーカーによる悲惨な事件は後を絶ちません。ストーカー被害でよく報告されるのが、元カレや元カノ、元夫婦など、最初は愛し合っていた仲のお二人です。中でも男性がストーカーになってしまうケースが多く、当社でもストーカー調査を行っております。ストーカーになりやすい人には、いくつか共通した特徴がありますのでご紹介いたします。

自分を特別な存在だと思っている自分至高主義な人は、まさに典型的なストーカー思考と言えるでしょう。相手に対して自分の理想を押し付けるばかりか、「愛しているから」という身勝手な理由でストーカー行為を正当化する事もあります。思い通りにならない時には、恋愛感情が怨恨感情に変化し、ストーカー行為がより攻撃的に変化する恐れがあり、大変危険な性格です。

頻繁に電話やメールを送り、返信が遅れるとすぐ怒るなど、束縛や監視するようなタイプもストーカーになりやすいと言えます。相手から「別れたい」と自分の意思に反する行動をとる事が許せず、攻撃的な行為に走る危険性があります。

初めて付き合った彼女や恋愛経験が極端に少ない男性の場合、「もし別れてしまったら二度と彼女が出来ないかも」「他の人には渡したくない」といった独占欲が強くなる事があります。このような独占欲や執着心が理性を上回ると、別れ話を切り出された後にストーカー行為に走ってしまうケースがあります。

いつも同じ仲間としか遊ばない、活動範囲が狭いタイプの人も要注意です。自分だけの狭い社会の中で生活をしていると、考え方が偏って執着してしまう事があるからです。このタイプがストーカー化してしまう精神プロセスは、恋愛経験の少ない人とよく似ています。